
PET吹き成形において、適切な温度曲線を得るためのポイント
Sidel MatrixやSacmi SBF 24といった装置でOEM製のランプを交換すると、温度曲線が変わってしまうことがあります。一見すると些細な問題のように思えますが、ワット数やスペクトル出力が少しでもずれると、予熱処理がうまくいかなくなります。その結果、ボトルの表面に乳白色の斑点や薄壁部分ができてしまいます。これは非常に厄介です。だからこそ、私たちは元のランプと同じ電気的・熱的特性を持つ代替ランプを開発しているのです。
パラメータを正確に合わせるための工夫
工場の仕様通りの温度曲線を得るためには、電圧とワット数の比率に細心の注意を払います。
実際、ランプというのは単なる出力だけではありません。重要なのは、1mmあたりにどれだけの熱が含まれているかということです。私たちは、オーブンの電源が求める正確な電圧を実現するように、ランプの仕様を設定しています。もし抵抗値が少しでもずれると、ランプは適切でない電流を流し、その結果IR波長が変わり、加熱がうまくいかなくなります。
私たちは高純度の石英と特殊なハロゲン剤を使用しています。これにより、短波長の光がPET樹脂が最も効果的に吸収できる場所に集中します。安価な代替品では起こりがちな「冷たい部分」の問題も解消されます。
接続するだけでOK
これらは本当にそのまま取り替えられる代替品です。R7sや特殊なSKコネクタを使用していても、同じ接続方式を採用しているので、配線をいじる必要はありません。
また、石英製のケースも丈夫で、繰り返される加熱・冷却サイクルに耐えられます。さらに、ガラス表面には特別なコーティングが施されており、熱がオーブンの壁に逃げるのを防ぎ、プリフォーム内部に効率的に伝わります。これはエネルギーをより効果的に利用する方法です。
現実を把握しておくこと
留意すべき点として、高密度のIRランプは反射器に大きな負荷を与えます。もし反射器に傷や酸化があると、どんなに完璧に合わせられたランプでも目標の温度には到達しません。正確な温度曲線の効果を実感するためには、反射器が清潔であることが不可欠です。
ランプ全体を交換する前に、反射器の状態を必ずチェックしてください。そうすれば、実際にはランプのせいではない「幻の温度低下」に悩まされることはありません。